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第316歩兵師団()は、ベトナム人民軍(陸軍)の師団の1つ。 == 歴史 == * 1951年4月 - 黄花探戦役後、第316師団の編成開始 * 1951年5月1日 - ランソン地区において編成完結式。師団長、政治委員チュー・フイ・マン。第174、第98、第176歩兵連隊、計7千人を管轄。師団編成後、ヴィンフック省の地方部隊と共に敵後方で遊撃戦を展開した。所属部隊は、中国広西を後背地とし、徐成功(元第188師参謀長)を長とする中国軍事顧問団が訓練と作戦を指導した。 * 1951年12月 - ホアビン戦役中、第316師団と第320師団は、第304師団、第308師団、第312師団、第351砲兵師団と遊撃戦を展開しつつ、フランス軍の拠点を撃破していった。 * 1952年 - 西北戦役に参加し、主攻を担当 * 1953年 - 北ラオス戦役に参加。ディエンビエンフーの戦いでは、東側の拠点群を撃滅する任務を遂行した。インドシナ戦争終結後、第176連隊が師団を離れ、第148連隊が配属された。 * 1954年~1961年 - ライチャウ省に駐屯 * 1958年 - 第187砲兵連隊新設 ベトナム戦争時、第316師団は、主としてラオス北部のジャール=シエンクワーン平原地区を転戦し、ナムタップ戦役、国道9号線=南ラオス戦役、ジャール平原=シエンクワーン戦役に参加した。 * 1974年末 - 500両の自動車に分乗して南方のタイグエン戦役に参加。 * 1975年3月27日 - 新編の第3軍(タイグエン兵団)に編入され、ホーチミン戦役に参加した。国道14号線沿いに西貢に進撃し、同市の西北部を占領した。南ベトナム解放後、タイグエン地区に駐屯し、一部部隊を派出して第316B師団を編成した。 * 1976年6月 - 第3軍を離れ、ライチャウ省平呂盧地区に駐屯 * 1978年6月30日 - 第2軍区設置後、軍区作戦部隊となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第316歩兵師団 (ベトナム陸軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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